要求の増加推移の観察
機能要求の増加数を見ていくと、ある程度大規模になると要求の増加が減ってくると考えられます。これは、アプリケーションの試験などでも有効なこととは思いますが、バグの発見数の推移とかで品質を図る場合と似ています。
この推移を見ることで、急激な要求数の増加や、いつまでも増加が鈍化しないなどの状況に対策を打つことも可能になります。一方で、ウォーターフォール的な開発であれば、次フェーズに進む判断も可能になってくると考えます。
要求のトレース性については今まで、かなり言われてきているので、ここでは触れません。
アジャイルな場合は、要求はどのように伸びていくのかはいま見えていませんが、要求数の推移という視点はいいかなと思ったので、ここにメモしました。