システム開発におけるブレークスルー
ホスト開発をしていた人が、DelphiVBでC/Sシステム開発に移行するブレークスルーが過去にあり、これを体験した人がいる。さらに、この人たちが、Webアプリを開発するというブレークスルーがある。
ハードルが高いのは、これを体験したことが無い人たちだ。このブレークスルーは、何らかの失敗を体験して、壁をぶち破っているべきで、Delphiでアプリを組んだことがあるではだめだ。何らかの、違いを感じ取ったことがなければいけない。
たとえば、ホスト開発をしていた人が、VBで開発をして、ホストと同じように開発してメンテナンス性の悪いシステムを構築したとしよう。その開発の経験者がVBで再度同じ様なシステムを開発しVBの特性を意識した開発ができて初めて壁を通り抜けられる。
ブレークスルーを体験した人は、システム開発にブレークスルーが存在することを知っている。そういう人たちは、意外とすんなりと次のブレークスルーをすることができる。
一方で、ブレークスルーを体験していない人たちがいる。VBDelphiからシステムを開発し始め、Webアプリの開発に及び腰になっていたり、ホストの開発の知識でWebアプリを開発しなければならなくなった人たちだ。
どちらも、乗り越えなければならない壁はあるが、無理に引っ張らないと崖は上がれない。相手に合わせると、中途半端なものができあがる。相手が弱気なときにお尻を叩いてでも、悪人になってでも正しい道に進ませよう。きっと、あとで後悔する。
後悔した時には、ジョージアのCMみたいに「つぎ、いってみよー」というように割り切れるひとは意外と少ないと思う。僕は無理。