ベルサイユのばら を考えた

ベルサイユのばらは当時、女性に歴史物という禁断(?)のテーマで、池田理代子さんも連載を週刊マーガレットでするときには苦労されたみたいです。7/14日の革命記念日バスティーユー牢襲撃)の日にオスカルは死ぬと事前に考えていたようですが、オスカルの死後10週で連載を完了しなければならないと同誌編集部に言われ、泣く泣く話を短くしたという経緯がある。

池田さんは、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンをオスカル死後の主役に考えていたようですが、そこら辺の話は、幻となってしまった。フェルゼンの娘が小さい頃、マリーアントワネットに似ていたとか、かなり面白いエピソードがあるので、そこら辺を読んでみたいと思う。連載時点にかけなかったベルサイユのばら完全版を求める。革命末期の革命を起こした市民側ジャコバン派ロベスピエール、サンジェストたちも恐怖政治をして、テルミドールのクーデターでギロチンによりその生涯を閉じる。ここらへんの話も深くやって欲しかったな。で、自然に、「栄光のナポレオン−エロイカ」に繋がるような感じで終わってくれるといい。たぶん両作品にアランはででているので、そこら辺の設定を使って、もっと、作品自体をクロスオーバーさせた感じの作品を見てみたい。

いま、ベルばらは、マイブームなんだよね。あと、リメイクも。