私がいくつか見た記事の情報から総合すると、

  • 地震の揺れによって建物が受ける力(地震力)の係数を、建築基準法で定めた最低基準よりも小さくして計算した。
  • それを隠蔽するために、別に基準を満たした地震力に設定したデータでも計算を行い、地震力を示した部分だけを差し替えた。


ということのように思われます。(あくまでも推定ですが)

構造計算書偽造の問題について思うこと より

心配だなぁと思いました。マンション買っちゃった人は、売るに売れないし。
設計段階のチェックはシステムを作っていてもそうだけど、やるなら幾らでもお金をかけてできるけど、お金を莫大にかけてまでやらないというのが現実。
結局、個人のモラルの問題ってかたづけるのも、違う気がする。
こんな問題に、結果を出すのは難しい。
不動産屋が施工主の場合、建築に対するパーフェクトな知識もないだろうから、弱々マンションを売っていても気がつけない。
自分のところで設計したマンションを売っているところは、自分のところで責任をかぶるしかないだろうけど。
よそに設計を委託している会社は、どの設計事務所に設計を依頼するか判定するのが今後難しくなるかもしれないですね。

僕の場合、このまえ家(古い木造家屋)のトイレをリフォームするときに扉を引き戸にするのに柱を一本抜いたのですが、大丈夫なのかすごく心配です。
トイレの目の前で寝ることはないので、地震の時に偶然トイレに入っていなければ、良いのかもしれませんけど、やっぱり不安。

案ですけど。設計事務所がそういう住宅を設計した場合の保険とかって、いま、無いかもしれませんが、どうなんでしょう?
販売会社か、マンションオーナーが保険契約者になると思いますけど。保険の請求をするときに、弱々マンションだって証明するのが誰かで問題はあると思いますけど。

うーん。良いアイデアは思い浮かばないな〜