義経 飛べ屋島へ

義経滝沢秀明)と家来の弁慶(松平健)達と屋島を攻撃することに活気付いていたが、義経の覚悟が頼朝(中井貴一)の信頼を得るための物と見て取れた。
静(石原さとみ)や、萌()に対する態度(ヒューマニストぶり)は、相変わらずである。
いざ、今日を出立する日に鷲尾三郎長谷川朝晴)と妹・まごめ(高野志穂)が義経を訪ね家来に加えるように依頼する。ここで、伊勢三郎南原清隆)が「三郎が二人になっては困る」との反対するが鷲尾三郎は幼い頃の呼び名、『熊』と呼ばれることになり家来に加わる。このエピソードは、この速いペースの話で入れる必要があるのかよくわからないが、僕は、リズム感が崩れてシーンを入れないほうがいいような気がした。

一方、屋島の平家側では、宗盛(鶴見辰吾)や知盛(阿部寛)にも、源氏が義経を大将に出陣したとの情報が入り、準備に余念がない。
義経の妹・能子(後藤真希)は、平家側なのだが、様子がおかしいと、時子(松坂慶子)と領子(かとうかずこ)に詰問を受けるが、実は母の常盤(稲森いずみ)の死去の連絡が入ったためという。
後藤真希、かわいいと思った。

まぁ、この後摂津の国から船で四国に出航するのであるが、梶原景時中尾彬)とのスッタモンダで話が進み、出航する。

次回、屋島那須与一今井翼)の話。このとき平家側の船の上にいる女官が能子のようなので、ここらへんの伏線として、今日の能子の話があったんだと思う。史実では、この話(能子が船の上で扇の纏を支えているような話)は嘘だろうと思うが、面白おかしくしようとこういう脚本なんだと思う。

次回タイトル:屋島の合戦