朝歩いていると、ゴミ捨て場に2人のおばちゃんがいた。一人は、いわゆる近所のおせっかい的なおばさんに見え、もうひとりは、単にごみを捨てにきたおばちゃんだ。
見ていると、おせっかいおばさんは、ごみのところにしゃがみこみ、よその家のごみを除いている。もう一人のおばさんは、ゴミ捨て場に歩いてくるとごみをおかずに、しゃがみこみ、もう一人のおばさんのごみ分析に加わった。今日は、燃えないごみの日だったので、割れ物や危険物がごみとして捨てられるのだが、「どこどこの家では、なにが壊れやすい」とか評論していた。
毎日チェックしているんだろうなと思って、もうすこし聞いていようと思ったが、目があったので、僕は足早に立ち去った。
あとで、座り込んだおばさんがごみを捨てわすれて持って帰ってしまったかが気になる。
この地域の人は、ごみの分別をきちっとしているようで、これについては好感をもった。