ルール

ルールブックへの掲載理由が書いていないルールブックは存在する。野球のルールには、なぜ、1塁から2,3塁を経てホームベースに戻ってくるのかは記載されていないと思う(たぶん)。
だから、4塁を設けるとかいう話はおきにくい。つまり改善されにくい。そのルールに決まった理由を知っているものにしか内容の変更の正当性が説明できないからだ。変更したい人の想定したルールの設定理由以外の理由があった場合に、即却下になってしまう。

企業内のルールでも理由が書かれていないと、改善案が提出しにくくなる。問題に対して問題解決のソリューションとしてルールが策定されると仮定した場合、ルールが最適でない場合がある。その時にルールを策定した人々には理由が理解されていようが、実際にその運用者たちの間では理由は解らない。

そのときに、ルールが誤っているのだがルールは守らねばならない。それがルール。だから、誤っていると思われるルールは改正していきたいなぁ。

ここまで書いてきて、ルールは守るためにあるので、その意図を運用者が知る必要がないという考えも自分の中にはある。メカのように運用せよという考えである。気に食わないならルール策定者に自分でなればいい。自分の思うようにできる環境に自分をおけばいい。

結局、こういう結論になりました。