2

RIAの利点の一つに、クライアントのオペレーション効率というものがあると思う。意外と、クライアントの半分近くは、ここら辺かもしれない。
で、ここら辺の好き嫌いでシステムの良し悪しを評価する人もいるわけで、こういう泥臭い実装を容易に行えないかと思う。
反面、いろいろなRIAを開発するツールでは、ここら辺の支援もあったりするわけだが、意外とツールによってその支援の方向性が違っている。
たとえば、Enterキーによるフォーカスの遷移についても、Excelのセルのように下に動くのか右に動くのかをオプションで設定できたりする。そのたのツールでは、グリッドでEnterキーを押すことにより右側のセルに移動するものもあれば、下に移動するものもある。ここら辺の特性を理解した上でシステムを作らないと、意外なところで作業をしなければならない。システムの要件(GUI標準)が、お気楽に決定されたりすると、予想していた作業量の見積もりと、作業量の実績が離れてしまう。