Enterprise Architectにおける要求管理

SparxSystemのEnterprise Architectでの要求管理機能について書きます。
EAは、こう管理するように作られていますという話は、実際どうなのかわからないので、「こういう風に使えます」という内容を書きます。
まず、要求にジャンルを付けることができます。機能要求とか、性能要求とか。要求同士で関連もあります。大まかな要求に関する、詳細な要求のようなものです。それについては集約の関連を設定します。
これらユースケースに関連付けます。この関連は、実現です。
ユースケースの試験を行ったときに、要求が実現されたことを示します。
ユースケースから、そこで使われるクラスに実現の関連を引きます。要件に状態に関するビジネスルールのような要求ものがあればステートマシン図のステートに要求を実現で関連付けます。要求が変更される場合、要求から、実現の関連にあるユースケースやクラス、ステータスを一覧化して、修正の漏れが無いようにします。
このような感じで、要求を管理していきます。また、お客様に影響の大きさを報告したりしています。