机上の空論

机上の空論は、実際の経験によらないで意見を述べる、つまり知ったかぶった状況により、物がうまくいかなかった場合の評価だ。しかし、実際の経験によっているか、よっていないかは、本人や、その経験を一緒にした人にしかわからない。
つまり、机上の空論という評価に下記の場合の二通りがある。

  1. 机上の空論と評価をくだす人の誤り
  2. 本当に机上の空論であった

では、上記を踏まえ、『評価を下す人のあやまり』に着目してみてみよう。本当の机上の空論は、やめてというだけなんで。
例として評価した人が社会的な力を持っており、かつプロジェクトの失敗要因を把握するほどの知識がない場合に、机上の空論と評価してしまうことについて述べる。
登場人物は、

  1. プロジェクトの管理者
  2. 管理者の上司

事後になってしまうが机上の空論と評価されたことについて、プロジェクト管理者が、如何に言おうが、それは取り上げてもらいづらい。いわゆるアフターカーニバルである。他所で、愚痴でも言おう物なら、それは管理者の上司に対する誹謗中傷を言った事にされてしまう。
この起こってしまった事態(机上の空論という評価)に対しては、しばらくじっと待つしかない。そして次のプロジェクトを成功に導くしかない。(次はないかも・・)
では、そんな自体を招かないためにはどうすべきかを考えてみよう。

  1. 評価を下す人のレベルを上げる
  2. そもそもプロジェクトに失敗しない

ここらへんを、思いつきました。
評価を下す人のレベルの向上について考えよう。管理者の上司は暇ではない。また、プロジェクトの管理者も暇人ではない。これでは、管理者の上司をレベルアップすることは不可能なのではないかな。
では、もうひとつの、「そもそもプロジェクトを失敗しない」というのは可能か?これは、簡単な短絡的な話であれば、プロジェクトに参画しなければよいが回答だろう。可能ならしてください・・

管理者の上司の社会的な力は、ある種の暴力になります。非常に影響力の強い人は、脅迫をしていないつもりでも、脅迫と受け取れるような言葉を平気で吐きます。『この業界で仕事ができなくなってしまうよ』などは、社会的に力のある人が、親切心で忠告として言った台詞でも、忠告を受ける側からしたら、脅迫に聞こえかねません。

これが現実なのか?!
つづく(か?)